43730人が本棚に入れています
本棚に追加
/1105ページ
~~~6時間後~~~
「………ふぅ~……読み終わった………」
速読もできたらしく、本来ならあり得ないほど速く読み終わってしまった
「(これで生徒たちに質問されても大丈夫だな。それにしても小説読んでるみたいで楽しかったな)」
一応煌夜にも職員としての自覚があったようだ。しかも本の内容がファンタジーなので面白く感じたらしい
「(楽しくて忘れてたけどエリスさんは?今何時頃だろ?)。え~と、時計は………マジで!?」
ようやく何時間経っていたか気付いたらしく、動揺している
「まだ来てないのか………(遅いな~。腹減った~。とりあえず本を返して待ってよう)」
エリスが来たらすぐに移動できるように棚へと向かう
「あれ?(誰かいる……)」
あまりにも集中してしまっていたので、入っていた事にも気付かなかったようだ。煌夜はエリスかもしれないと思い、声をかけるためにその人物へと近づいていく
最初のコメントを投稿しよう!