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私は椅子に座ったまま、窓から前線を眺める。此方に対抗して彼方もゴーレムを出してきた様だ。
もう少ししたら、ゴーレム対ゴーレムの戦いも観れるかもしれない。
「………サリア、発見」
ちょっと分かりにくかったけど、私は目が良いから間違いではないと思う。
ゴーレム見て顔が引きつってる…………今は敵だし、容赦はしない。
「…………頑張ろ」
疲れない程度に、ね。
~~~サリアSide~~~
ゴーレム増えてるー!!?
え、なんで?ちょっと目離しただけだよ?ど、どどどどうしよう!?
「急いで退避するぞ!!ゴーレムの戦いに巻き込まれる!!」
先輩の指示で、私達の混乱は収まる。流石の落ち着きで、少し尊敬する。
じゃあ逃げようかな。
取り敢えず身体強化を使ってから城へと全力で走り、急いで中へ駆け込む。
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