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「怪我とかしないでよね。また仕事が増えるから」
「ちょっとちょっと。戦いに行くんじゃないんですよ?」
「…………ま、準備はちゃんとしなさい」
「…………何か不安になってきた」
追加知識として、聖龍は不死であるとなっている。
幾ら煌夜でも、不死の相手は不安なのだろう。
不安気な顔を向けられているキアはどこ吹く風で、仕事に戻ってしまった。
「はぁ…………」
仕方なく煌夜も手紙を懐に仕舞い、テーブル上の書類に目を落とす。
そこからは再び仕事をする空気になり、煌夜も手紙の事は一旦忘れ、仕事に集中した。
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