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「あはは、そうですか?(メイルさんこんな柔らかい喋り方だっけ?信用してくれたのかな)」
「それにしても話しただけでマリアがここまで心を開くなんてね。もういっそのことずっと此処で働かない?」
「まあ考えておきます(多分ないけどね)じゃあそろそろ出かけてきますね。マリア、放して?」
そう言うとしぶしぶ放してくれた。
「ありがとう、マリア」
「は、はい」
頭を撫でてやると嬉しそうに笑った
「あっ、煌夜さん。私も呼び捨てでいいし敬語じゃなくていいですよ」
「分かったよ、サリア」
笑いながら言ってやるとサリアも満足そうに笑った
「ふふ、若いっていいわね」
メイルはその光景を見て微笑んでいた
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