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「では行ってきます」
「行ってらっしゃい、煌夜さん」
「午後からの約束忘れないでくださいね」
「ふふふ、気をつけてね」
「じゃあクレアさん、案内お願いします」
流石にまだ道は分からない
「勿論です。ではこちらへ」
2人は部屋を出て門へと向かう。その途中クレアが話しかけてくる
「煌夜さんには旦那様から渡すように言付かっている物があります」
「え?ギース様から?」
「はい、此方です」
渡されたのは蔦の絡まった装飾の施された銀色の指輪で白い宝石がはまっている。宝石内部には魔法陣が刻まれているようだ
「この魔導具は?」
「あら、気付かれましたか。流石ですね」
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