一番良いのを頼む

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~~~商店街~~~ 「アルトさ~ん、来ましたよ~」 「おう、来たか。思ったより早く来たな」 煌夜はアルトとの約束を果たしに来たらしい 「じゃあゆっくり見ていきな」 並べられている商品の中から水の魔石から作られている物を見始める 「ずいぶん熱心に見ているが女にでも贈るのか?」 アルトがニヤニヤしながら話しかけてくる 「まあ女性といっても教え子たちと友人にですけどね」 「なんだお前教師だったのか。意外だなぁ」 「意外ってなんですか。それに家庭教師ですから正式な資格は持ってません」 「へぇ~、家庭教師を雇うなんて金持ちの家なのか?」 「秘密ですよ(バレたら面倒くさそうだ)」 なんとなく適当に誤魔化してしまった。
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