一番良いのを頼む

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ミラは赤髪を高い所でまとめていて背は165cmほどある。目は少しつり目で紫色をしている 「よろしくお願いしますね(気が強そうだな)」 煌夜が右手を差し出し握手する。その手は少し堅く、武術も嗜んでいることに煌夜は気付く。 「そして金の長髪の娘はニルナです」 ニルナは軽くウェーブのかかった金髪に翠の目をしていて、紹介されている間もニコニコしている。 「ニルナ=グレイディアです。煌夜さんですよね?よろしくお願いします♪」 こちらまで笑顔になってしまう様な笑顔を振りまいている、とても元気な娘だ。 「こら!お客様には様を付けなさい!」 ミラがニルナを叱った。マリアはいつもの事だと気にしていない。 「構いません、そちらのほうが良いです(姉妹みたいだな)」 「で、ですが…」 「煌夜さんが言ったようで構いませんよ」 「……分かりました」
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