プロローグ

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「やったか?」 「ああ。これで全員だ。」 早く向こうに行ってくれ! そう心に叫ぶ。 「何か情報を 持ってるかもしれん。」 「探し出せ!」 「はっ!」 こちらに近づいてくる。 男を調べるようだ。 マズイ。これ以上近づかれたら 気づかれてしまう…。 身体が震えて、動こうにも 動けない…。 やっとの思いで動け、 下がろうとした。 ガサっ!音を出してしまった! 「なんだ!?音がした!」 マズイ、気づかれた。 こちらに近づく敵。 もう駄目だ! そう思った瞬間…。
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