プロローグ

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「た、大変です!」 敵の一人が走ってきた。 「どうした?」 「敵の増援です。敵は30名程度。」 「たかが、30人だ、 第13部隊に任せとけ。」 「そ、それが13部隊は壊滅状態。 敵は新武器を使用のもよう。」 「何!?クソっ! それを早く言えっ! 全員迎撃に向かうぞ!」 「了解!」 ザッザッザッ! 足音が遠ざかる。 ふう、助かった。 彼は休む間もなく、 敵たちの跡を追った。 その先でも戦場だった。 ここからなら遠い。 そう思い、彼は首にかけてある カメラを持ち、レンズを覗いた。 敵がことごとく 倒れてゆくのが見える。 彼はカメラの シャッターボタンを押した。
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