第1章~日常生活~

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この日はとにかく暑かった。 暑い熱気を放つアスファルトの 上を歩いていると、 あちこちからセミのあの、 やかましい鳴き声聞こえる。 聞いていると、足取りが重くなる… そんなことを考えていると、 大きな建物が目の前に広がった。 この学校は日本でも数少ない 大人数の高校だ。 生徒の人数は忘れてしまった。 確か4000人くらいだと思う。 覚えてないのは 4000なんて漠然としてて、 理解できてなかったからだろう。 これくらい人がいれば 市くらいつくれるのでは? と思っている。 校門をくぐると、 そこには広大な敷地だと いつも思う。 さすがに、教室がある建物は 近いが端から端まで歩くとなると 車がないと気が遠くなるだろう…。
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