気づかないで

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「チャミ― お前ジュンスが好きな訳?」 何となく聞いただけ、それだけ。 突然の問いに驚いて、 チャミは目を丸くして ―笑った。 「ええ 一番大切な人ですね」 は? まぢ? 「嘘だろ…?あいつは仲間で…男じゃん」 「それは偏見ですか?」 「いや… 違うけど… ジュンスの何がいいの?」 「ヒョンには教えなくても分かるでしょう?」 「は?分からねーよ。ジュンスの事なんか」 「―嘘つき。」 俺の目を真っ直ぐ見てそんな事言ってきた。 俺が嘘つき?…ハァーまぢ やめて 俺はこのままでいいんだよ。 何も気付きたくない。 「もうこの話は終わりにしよう。どうでもいいし…」 そう言い残して、部屋に戻った。
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