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吉蔵の母「吉蔵!あさだよもう起きなさーい!!遅刻するよ!」
今日は田中吉蔵の初登校日、昨日の夜から一睡もできず、気絶していた。
吉蔵の母
「吉蔵!早く起きなさい!」
母が二階に吉蔵をたたき起こしにいくと、母は尻 もちをついてしまった。
目の前には吉蔵が正座をしていた。さらに意識がない。
母は慌てて吉蔵を往復びんたをして、吉蔵の意識を取り戻した。
吉蔵
「あ…今おらキムタクと高校に…あ連絡しないとキムタクに!」
母
「何言ってるのあんた」
母は安心したように笑みをこぼしながら微笑んだ。
吉蔵
「今何時だごわす?」
吉蔵が時計を見ると、時計は8時15分を指していた。
吉蔵
「8時15分?!ヤバいでごわすよ!」
慌てて家を飛び出し
吉蔵の学園生活が始まったのである。
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