星に願いヲ

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そのころ のびて太の運転するワゴンRは厚木インターまで到着した。 そのまま本厚木駅前を走り3分ほどで川へ出る。 ガソリンが少なくなってたのだが、のびて太には金銭的余裕がない。 仕方なくのびて太は車を乗り捨てた。 「はあ…」 長時間の無免許運転でさすがに疲労が溜まってるのびて太。 土手に腰を下ろして星を眺める…。 「僕に友達をください」 星に願いをこめた 次の瞬間…! テクテク… 「足音…?」 驚いてのびて太は振り返る。 ペンギンがいた。 しかも 2リットルペットボトルほどの絶妙なサイズ! のびて太は興奮してペンギンを拾い上げた。 「かわいー!けど… …なんか酒とタバコくさい」 そう!そのペンギンはさっきまで居酒屋にいたのだ。 とりあえずのびて太は飼い主を探しに本厚木駅へ向かった。
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