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あの2人は 蜜柑。 そして、流架や蛍まで手を出そうとしている。 手を出さない条件として棗は任務に努めている。 もし一度でも逆らえば 蜜柑たちに危害を与えるだろう。 それだけはどうしても嫌だった。 「大丈夫だ。すぐに帰ってくる」 それだけいって棗は校長室に向かった。 蜜柑はそれを不安そうに見つめるだけしかできなかった。 それは流架も同じことで 握りしめた拳が震えていた。
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