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しかし、逆らうわけにもいかない。 「わかった」 それだけ言うと戻ろうとした。 「そういえば最近、君に大切な人ができたんだってね」 「なっ…!」 楽しそうに目を細めて笑う校長。 「せいぜい今の時間を楽しむといいよ」 その目は何か企んでいる目だった。 「あいつに手を出したらお前を殺す」 蜜柑を傷つかせることはさせないと睨み 任務へと歩みを進めた。 歯車はすでに狂い始めた。
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