ただ愛しくて

8/8
前へ
/636ページ
次へ
「優子……」 「私、頑張るから。来年は夏美の後輩になるからね!」 「後輩じゃないよ。優子は親友! 一生の親友だから!」 夏美の声には涙が混じっていた。 その声を聞いた途端、私の目からも涙が溢れる。 一生の親友……。 大切な親友……。 夏美のことも、私は心から愛しく思っていた。
/636ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4066人が本棚に入れています
本棚に追加