別世界で生活しなイカ?

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俺「あう?あう?」 (訳・それで?何を慌ててる?) 木の上におすわりする野生児(見た目、小学生)と、トラック並の巨狼とが会話してる光景はシュールだろうな。 《グ、グォォー!!》 (訳・そ、それが!!) この世界の常識は知らないが、少なくとも広大な森(北海道くらいはあるんじゃね?)で二番目に強いらしいこいつが、ここまで慌てるくらいだから何かしらのヤバい状況なんだろうなぁ。 《グォン、グァァー!!》 (訳・ドラゴンが、この森に侵入して来たようです!!) 俺「あう?、あう~。」 (訳・ドラゴン?へぇ~。) そんな王道生物が棲息してんだな、この世界。 じゃあ、あれか?魔王とか勇者とか魔族とかエルフの綺麗な姉ちゃん、獣人なんかの王道要素があったりすんのかな? ―そんな王道要素は無いわよ♪― 俺が感情が無いなりに想像を膨らませてみれば、神が横槍で割りやがった。 ってか久しぶりだな。 ―そうね♪貴方の野生児っぷりは、見てて楽しかったわよ♪― そりゃあ、良かったな。 ―言いたい事はそれだけだから、後は頑張ってねぇ~♪― 《グォ、グォォー?》 (訳・主様、聞いてます?) 俺「あうっ、あう~。」 (訳・わりっ、聞いてなかったわ。) 、
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