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･･･って感じで俺はのほほんと状況を観察してみた。
何じゃありゃ？ドラゴンって言うから、てっきり西洋龍みたいな奴かと思ってたんだがな。
馬鹿みたいにでかい蜥蜴じゃん。
―だから、王道要素なんてないって言ったでしょ？―
じゃあ何でドラゴンって言う名称がついてんだ？
―やっぱり驚いてくれないのは悲しいわね。(ﾎﾛﾘ―
面倒臭いから、もう言わんぞ。
―あん、つれないわねぇ♪―
･･･････････
―はいはい。わかったわよ。ドラゴンってのはね、人知の及ばない強大な力を持った生物の事を総称した名前なのよ。―
つまりは、どんな生物でも有り得ない力を持ってたら全部ドラゴンになる、と？
―そう言う事になるわね♪―
じゃあ何か？下手をすると、俺も人外なわけだからドラゴン認定されてしまうと。
―下手をしなくても、間違いなく貴方はドラゴン認定されるでしょうね♪―
･･･楽しそうに言ってるのに、怒りが湧かないのは不便だな。
―別に気にする事でもないと思うわよ？―
何でだよ？
―貴方も知ってるでしょ？触らぬ神に祟りなしって言葉。―
･･･ああ、畏怖や崇拝はされるかもしれないが、人体実験とかのちょっかいをだしてくる奴らは、この世界には居ないってか？
―そう言う事ね♪―
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