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神「自分が死んだと聞かされたのに、意外とドライな反応なのね。」
まぁ、55年も生きてれば十分だし、家族も友人もいないから思い残す事がないからなぁ。
神「ん~、予想外な反応ね。もっと喚いたり、取り乱したりすると思ってたわ。」
基本、何にでも無関心なんだよ。自分が死んだ事実より何故、別世界の神がマンツーマンで俺と話をしているのかの方が気になるしな。
自分が死んだってんなら普通は地球の神か仏か、はたまた三途の川ってのが普通だろ?
神「だから最初に何か用って聞いたのね。」
そう言う事。因みに、この口調は若い頃のだ。なんかこの空間に来てから若返ったような感じがしてな。
神「あながち間違ってはいないわよ?貴方は今、魂だけの存在なの。むさいメタボおやじよりは、若い方が良いから私が変えさせてもらったのよ♪」
ふーん、だが俺の若い頃って言っても普通で平凡なだけだろ?
神「ま、まあ確かに何処にでも一人は居る、可もなく不可もなくって感じの容姿ね。」
だろ?今時、若返ったらイケメンで本人には自覚がないなんて設定は、フィクションの世界だけだよ。
神「ちょっとだけ期待していた自分が恨めしいわ(泣)」
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