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妖孤は目を閉じ回りの音に集中して音を捉えた。
あの声は…まさか…
信長「お前の頼み通り来てやったぞ」
妖孤「来て欲しいなど頼んだ記憶は無いが?」
信長「ふむ…」
信長は刀を妖孤を向ける。
信長「わかっておるはずだろう」
妖孤「何かは知らぬ」
信長「お前は雅」
何故に分かっているんだ?
気付かれるとは…
流石は御武家様といったところか…
妖孤「雅?」
信長「誤魔化そうなど無駄だ」
妖孤「はっ…戯言を」
正体を明かすわけにはいかない…
妖孤は真っ直ぐ信長の瞳の奥を見ていた。
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