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翡翠がやって来た場所は
妖孤が居てるとされている久遠神社。
鳥井をくぐり参道を歩いてく
神社の前に座り込んだ。
翡翠「どうして皆勝手すぎるの…」
涙がこぼれ落ちる。
はらりはらり…
一片の桜の花弁が舞散った。
翡翠「季節外れの桜?」
「久方ぶりだな…人間の子供が来るなんてな」
翡翠「誰か居るの?」
「お前、私の声が聞こえているのか?」
翡翠「うん」
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