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魔力を生まれ持った場合、幼いころから当たり前のようにそれを扱っているため、己の力を誇示しようとする者が多い。
元々、先天的な魔力保有者はごくごく稀な存在なため、周りは畏れ慄き、当然のように特別扱いを受ける。
結果、傲慢な人間に成長してしまうケースが少なくない。
銀髪の魔道士は、正規のギルドには所属しておらず。
裏稼業を引きうけては、法外な報酬を巻き上げている…という話は、近隣の村や町では有名な話だった。
奴隷を何人も使役しているとか、恐ろしい魔物すら手懐けるとか。
ただ、腕は確かで、魔力も一般的な魔道士の比では無いことから、政府もなかなか手を出せずにいるとか・・・。
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