火事の夜

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「もし、すでに血を入れられたとするなら…。 元に戻る可能性は…無いと思った方がいい。」 「…っ。」 トール…。 私の指をぎゅっと掴む、小さな手。 守るって…、決めたのに…。 「い…や…。」 私は、その手を…自分から離した・・・。 「いやぁぁあ…っ。」
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