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シ「―ん?」
外を見たそのとき、水中を漂っている何かに気付いた。
シ(今、外に何かいた気が……魚かなぁ?)
シ「…茲苑ー」
気になったため、近くにあった無線機に言った。
『…………何ー?』
少し間があってから、若い男性の声がした。
名を茲苑、24歳の気さくな操縦士。
シ「さっき外に何かいたみたいんだけど…確認してもらっていい?」
シイナの頼みを茲苑は快く引き受けた。
夜なのでライトを点けて確認する。
茲『…――シイ、人だ!深手を負ってる!』
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