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命牙 「こんばんは。火色」 媛華 「こんばんは…。火色お兄ちゃん」 火色 「おう。命牙に媛華、いらっしゃい。 今、ちょうどレナが紅茶淹れてたんだ。 上がれよ」 命牙 「さんきゅう、火色。 あのさ、また明日から遠出するから、 媛華をお願いしたいんだが」 火色 「いいぜ。悪いな… いつも危ねぇとこ言ってもらって」 命牙 「家も親もない俺に 仕事をくれたのはお前だ。 お前の身が危ない限り、 俺はこの仕事を辞めたりしない」 火色 「正直凄く助かってる」 可憐 「あら、火色くんに…えっと。 お友達かしら?」 火色 「可憐さんっ…。 何で仕事場にいるんだ。 ここはあんたの来る場所じゃない」 可憐 「そんな…。私はただ、差し入れに…」
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