記憶

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「よろしくね。」 蒼井君が話しかけてきた。 「あっ、よろしく!」 すると先生が話し出した。 「おっ!村山と蒼井が並んで座ると 空と陸だな!あとは海だな!」 一瞬静まり帰った後、 先生は全員から非難を浴びた。 「つまんねぇから(笑)」 「寝言は寝て言えー(笑)」 皆が騒いでる時に 蒼井君が話しかけてきた。 「村山空ってゆうの?」 「うん、空はカタカナだけど。 蒼井くんは陸なんだ(笑)」 「まぁね。村山ソラか…。。」 「何?」 「いや、何でもない。」 蒼井君はアタシを見て 不思議そうな顔をしてた。 アタシがその意味を分かったのは 放課後だった。
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