後日

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翌日、出血していたチビ猫の容態が悪化し、市内の病院へ連れて行きましたが、その日、午後3時にベットの上に置いた白い箱の中でタオルに包まれたまま、出血していた方が亡くなりました。 亡くなった翌日、最後のチビは哺乳瓶にぐいぐい吸い付き「ぶつぶつ」と喉を鳴らし、私を喜ばせました。 おしっこを何回もし、うんちもしました。まさに、「生」に向かってチビなりにゆっくり一歩一歩、前進していました。 けれど、一人で歩いて行くには小さすぎたようです。
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