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「こんにちはーっ!!」
Σ(゜д゜;)
班乃の後ろからひょっこりと顔を出したのは、朝から話題の転校生、安積聖そのものだった。
「はじめまして…って…あぁっ!!?」
「おっ、お前っ!?」
鈴橋の位置からは丁度植野に隠れて転校生の姿は見えない。なにやら転校生をガン見して動かない植野を不審に思い、駆け寄り見たものとは…
「…会長。転校生ってこいつ?」
「えぇ、そうですが?」
「「小さくて華奢で」」
「?」
「シャイで」
「人見知りな」
「「可愛い子…」」
「なんです?それ?」
「その名も安積聖でーす☆」
「って、どこがだぁっ!」
「えーと…」
「…はぁ」
朝からずっと会えるのを心待ちにしていた転入生。班乃に連れられてやってきた本人はなにを隠そう、HR前植野等に転校生来るの情報をもたらした張本人だったのであった。
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