- だってか弱いんだもんw -

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「えっ…えっ!そうなの!?」 『あれ、会長どこ入るか決めてないって言ってましたよね?せーちゃんを誘うつもりだったの知ってるよねぇっ!?自己紹介で言ってたって事は、勧誘する為に部活決めてるか聞きに行った時、すでに貴方知ってたって事ですよねっ!?』 そんな戸惑いにパッと班乃へと視線を向けるが、当の本人は何処吹く風で涼しい笑顔を浮かべていた。 「そうそう、絶対文化部っ☆」 『Σ(´д`。)』 「お前が文化部?あまりイメージじゃないな」 『がっくんナイスフォロー!!』 「俺もそう思うっ!! せーちゃん絶対運動部のが向いてると思うし、それに…」 フフと意味深に笑い、少しためを入れ大きく息を吸い込んだ後、植野は声を張り上げ叫んだ。 「運動部はモテるっ!」 が… 「落ち着け植野。ここ男子校」 鈴橋の間髪入れずな冷静な突っ込みの前に植野は崩れ去った。 君はどっちの味方なんだ… 「相変わらず学君の突っ込みはブリザード級ですねぇ」 あはは、と牛乳を飲みながら呑気に笑う班乃は、完全に我関せずな傍観者体を醸し出している… 『会長っ!! 絶対この状況わざと作って楽しんでますよねっ!!?』 「…ってか、会長も文化部希望なの 知ってるなら言って下さいよー…」 朝から心待ちにしてたのに…なんだか楽しみにしていたデートが当日にポシャった気分だ。 その時…
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