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「結構歩くんですね…（こんな所まで来たことないなぁ……）」
太子はピタッと歩くのをやめたと思うと辺りをキョロキョロ見始めた
「ここら辺に穴があるはずなんだけど……」
「穴？……あれですか？」
「あっ！これこれっこれをくぐるんだ！」
「へぇ、でも結構小さいですね……くぐれるかな………」
太子は何故か自信たっぷりな顔で妹子に
「大丈夫！私が入れるんだから！！」
っと言って入ってみせる
………が
「あれ、ハマった…」
想像していたが本当にはまるとは思わず妹子は呆れながらもハマった太子に近づく
「は？！ちょっと何してるんですかっ！！もーっしょうがないなぁ……」
妹子は力いっぱいに太子を押す
「いたたたたた！もっと優しくするでおまぁっ」
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