いつもの時間

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「…………!!」 太子と妹子が立っていた場所、それは…… 「四つ葉のクローバー畑だぞ!綺麗だろ?」 「わぁ………本当に綺麗ですね……」 妹子はしゃがみこんで咲き乱れた四つ葉を見つめた 青々しく生き生きとした四つ葉が辺り一面におおしげっている すると妹子の脳裏にある疑問が浮かんだ 「……あの、他に…その、誰かこの場所を知ってる人はいるんですか?」 太子は四つ葉を摘む手を止めて笑顔でいった 「他のやつ?妹子しかここに連れてきてないぞ?」 「そうですか…//」 「顔赤いぞ?」 「なっ!そんな事ないです!…それより本当にいい場所ですね、落ち着きます」 妹子は話題を代えようと必死に話しをふった
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