始まりと時の鐘

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チリリリン チリリリン チリリン 「ぐわっ」 ダルそうに少年は体を起こした リビングからは朝食の匂いが漂ってくる 少年はスウェト姿で部屋のドアを開け、リビングに向かった 「あ~起きたのね、はやく食べちゃって」 母親がせわしなく動いている 妹たちはすでに起きていたらしく制服を着ていた 少年は朝食を摂り、シャワーを浴びた。その後制服に着替え髪を整え身支度をし、学校に向かって出発した § 時刻は朝の7時半を少しばかり回ったところ こりゃまた時間ギリギリにつくな… 俺はそんなことを考えながら家を出た。 最寄りの駅からだいたい40分くらいのところに俺の通っている学校はある。 正直毎日行くのがめんどくさくて仕方ない。電車のなかはやや混んでいて座ることができない。しょうがないので俺は立つことにし、音楽プレイヤーの電源を入れた。 ようやく俺は学校の最寄り駅に着いた。そこから10分で学校に着く。
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