6人が本棚に入れています
本棚に追加
/73ページ
学校に着くと同時に遅刻を知らせるチャイムがなった
あ~やっちっまった
俺は少し急ぎめに階段を登り自分のクラスに向かった
教室につくともうすでにホームルームが始まっていた。俺はため息と同時に教室のドアを開けた。
「また遅刻だ」
うっ
「これで今月は4回目だ。お前はちゃんと朝起きれないのか…」
すいませんね
はぁ
最悪だなー
そんなことを思いながら俺は自分の席につく。
すると隣の席の女子が話し掛けてきた
「怒られてやんの!かっこわるっ、なんでちゃんと間に合うように来ないのよ?」
こっちをニヤニヤしながら見てくる
「俺だってちゃんと間に合うように出てるつもりだよ。だけど間に合わないんだから仕方ないだろ」
理不尽なこと言ってるのはわかってるよ…
「間に合ってないんだから、意味ないじゃない…ばーか。あと5分早く出れば大丈夫じゃない?」
「そうだけどさ、その5分ぶんはやく起きなきゃいけないじゃん」
「ヘタレ」
女子に呆れ顔で言われた
もっともだけどさ
「おい!?もう話はいいか?」
気付くと担任がキレていた
最初のコメントを投稿しよう!