始まりと時の鐘

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学校に着くと同時に遅刻を知らせるチャイムがなった あ~やっちっまった 俺は少し急ぎめに階段を登り自分のクラスに向かった 教室につくともうすでにホームルームが始まっていた。俺はため息と同時に教室のドアを開けた。 「また遅刻だ」 うっ 「これで今月は4回目だ。お前はちゃんと朝起きれないのか…」 すいませんね はぁ 最悪だなー そんなことを思いながら俺は自分の席につく。 すると隣の席の女子が話し掛けてきた 「怒られてやんの!かっこわるっ、なんでちゃんと間に合うように来ないのよ?」 こっちをニヤニヤしながら見てくる 「俺だってちゃんと間に合うように出てるつもりだよ。だけど間に合わないんだから仕方ないだろ」 理不尽なこと言ってるのはわかってるよ… 「間に合ってないんだから、意味ないじゃない…ばーか。あと5分早く出れば大丈夫じゃない?」 「そうだけどさ、その5分ぶんはやく起きなきゃいけないじゃん」 「ヘタレ」 女子に呆れ顔で言われた もっともだけどさ 「おい!?もう話はいいか?」 気付くと担任がキレていた
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