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「文ー!」
「ん~…ネタがない…あややや?あれは魔理沙さん!」
ペンとノートを片手に地面を見ていたのは
烏天狗。
射命丸 文。
新聞記者。
「大変なんだぜ!霊夢が起きないんだ!」
「それはいつもの事じゃないですか~」
魔理沙はブンッブンッと首を横に振り。
「10円玉を落としても起きないんだ!」
「あやや!?それは大スクープ!急ぎましょう!」
ピューンと物凄い勢いで文は博麗神社へ向かった。
「はぇぇ…」
と言ってるのもつかの間。
「文々新聞でーす!博麗神社の巫女!博麗霊夢が10円玉を落としても起きない!ついに眠りの巫女になってしまったか!」
バサバサと新聞をばらまき魔理沙の元へ戻ってくる文。
「本当に早いな」
呆れている魔理沙を見て。
「幻想郷で一番速い新聞記者ですから!」
と残し
新聞をばらまきながら飛び去った。
この新聞が役に立つことを魔理沙が知ったのはもぅ少し後になってからだった。
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