ロミオとシンデレラ

2/6
前へ
/50ページ
次へ
「少し待ったかい??」 ほら、来てくれた。 私のホントの王子サマ。 ―ロミオ。 「ううん。全然平気だよ。  だってわざわざロミオが  危険をおかしてまで  来てくれてるのに  文句なんか言えないよ。」 「・・・//  鈍感・・・。」   「?? なんか言った?」 「なんでもないよ。  ジュリエット。」 「!!   その名前で呼ばないで!  ・・・それはわたしにとって  偽名なんだから。」 「ごめん。。。  キミのパパとママが  俺と一緒に居る時の癖が  たまに出ちゃうんだよ。  ごめんな・・・。」 「(嘘だ。   絶対わざとだ。)」 「わざとじゃないよ。  ごめんって言ってるだろ。  シンデレラ。」 ―ちゅっ 「// ばかぁ。。。」 「今日は  時間がないからなぁ・・・。  あんまり  いちゃつけないな。」 「・・・//」 ―ゴーン ゴーン 「・・・もう時間か。。。」 「!? いっちゃヤダ。。。」 「・・・しょうがないだろ。  また明日来るから。。。」 「ホント??  ・・・待ってる。」 「ん。いー子だね。  シンデレラ。  バイバイ。また明日。」 「待ってるよ。ロミオ。  また明日ね。」  こうして  私の‘‘自由時間’’は  終わりを迎える。。。  
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加