ロミオとシンデレラ

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「おはよ。ジュリエット。」 「・・・おはよ。」  この人は  私の夫のスティーブ。  だけど私は彼のことが  好きではない。    恋愛結婚ではないからだ。  何で結婚したのかというと  いわゆる‘‘政略結婚’’  というやつだ。    昔、  うちの家はびんぼーだった。  そこにやってきたのが  スティーブの  親だったらしい。  そんなのことに  1人娘を差し出す  うちの親はおかしいと思う。  まぁもう2人とも  交通事故で  ぽっくり逝ってしまったが。  逃げようと思えば  逃げられるのかもしれないが  逃げられない。  なぜならば  厳重な警備が  しかれているから。。。  私はスティーブに  見えない糸で  雁字搦めにされている。  のかもしれない・・・。  
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