それは突然に

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最初は落ち着いた居酒屋に入り、2件目にバーに入った。 美奈もお酒は好きだったので、結構飲んでいた。 時間は0時を過ぎていた。 飲み過ぎたし、運転はヤバいし、泊まるか、と言う話になり、近くのホテルに入った。 優は、酔っていたみたいだっけど、それほどではないみたいだった。 美奈もほろ酔い程度。 2人は部屋に入り、飲んだねぇ、などとたわいもない話をしていた。 部屋に入ってから30分が経った頃、優が自分のバッグの中に手を入れ、何かを探し始めた。 『コレ…何だかわかる?』 そう言いながら取り出したのは、小さなパケ袋だった。 『何それ?』 美奈はそのパケ袋の中をよく見た。
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