プロローグ

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北海道、オホーツク海を一隻の漁船が渡っていた。 ブロロロロ… 「親父、今日も大漁だったな。」 「そうだな。一時は全く捕れなくて厳しかったが…はっは!良かった良かった。」 今年は前年と比べて10倍も漁獲量が増え、雅史とその息子・次郎から笑顔が絶えることはなかった。 「ああ。……今日はやけに霧が濃いな…」 「いつものことだろ。ほれ、もうすぐで港に着くから降りる用意しな……何だあれは!」
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