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そんな見た目は普通の変わった二人は今日から晴れての高校生です。
って言っても、中高一貫なので4年生なんですけどね。
悠斗:「いやいや、中学の内にやられてよかったな~。高校だったら、ダブったぜ。」
ハル:「まぁ、悪運だけは強いって事ね。」
悠斗:「もしもダブってたら、もうお前と怪奇巡りなんてしなくてよかったのにな。」
悠斗は軽く笑いながら、冗談を言いました。
しかし、ハルは
ハル:「安心しなさい。ダブったって、縄で縛り上げてでも、連れて行くから。」
とニッコリと笑って言いました。
悠斗:「ははは、冗談だよな…………大丈夫だよ、ハルちゃん。悠斗が行きたく無くても、僕は興味がある。だから、連れて行く……」
乾いた笑いをする悠斗に代わり、ファレドルが話していたその瞬間でした。
バシッ!!
悠斗、今はファレドルの腹部、鳩尾に見事に入ります。
ハルのグーパンチが。
ファレドル:「ぐっ……あ……」
ハル:「ようやく、私の前に隙だらけで現れたわね。あなた達風に言ったら………人の胸を揉んだ罪を数えなさい。」
(俺は二次被害だよ………)
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