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月に一度だけ会える
君と過ごせる時間は
自然と笑顔になれるよ
素直な心思い出すんだ
昨日はなにをしてたの?
なんでもない会話をして
嬉しそうにはしゃいで
君は僕のそでをひっぱる
少し間のぬけたところも
君の何気ない仕草も
本当はずっと見ていたい
だけど僕は知っているよ
その笑顔の中に
かくしているんだろう?
君は言わないんだ
寂しいって言葉を
人気のない通りで
髪を撫でてキスをしたら
その頬を赤くそめて
君は照れたように笑った
二人で過ごす時間は
とても短く感じて
「もう少しだけ一緒に」
そう呟いて君が見上げる
オレンジ色の混じる空
君の小さな手を握る
できればずっとこのままで
だけど僕は知っているよ
その笑顔の中に
かくしてるんだろう?
君は言わないんだ
寂しいって言葉を
帰りの駅そのホームで
ほどいた手を振った
今度は会いにいくよ
見えなくなる笑顔
それでもおいかけていた
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