4/6
前へ
/12ページ
次へ
「さてと、ユチョンの顔も見れたし 帰るわね。」 ゆみが そう言って立ち上がった。 「えっ? もう帰るの?」 ユチョンも同じように立ち上がると ウニョクが持って来た コートを さりげなく肩に羽織らせた。 「これ‥ユチョンのコートでしょ?」 「今夜は冷えるから 着て帰って? 俺を 連れて帰るつもりで‥」 ゆみの耳元で 囁くユチョン。 「ありがと。」 ゆみは微笑んで そう言うと ドアに向かって歩き出した。 .
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加