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今夜も 『倶楽部 千年恋歌』は 沢山の女性達で賑わっていた。 そして また ドアが開き 1人の女性が 階段を下りて来た。 他のテーブルで接客をしていたユチョンが 目を向けると 嬉しそうな顔をして 急いで 店に来た女性の元に足を向けた。 「いらっしゃいませ~」 列を作るホスト達が 女性に挨拶をする。 「皆さん 今晩は。」 優しく微笑んで挨拶する女性の前に ユチョンが手を差し出した。 「今晩は、ゆみさん。今夜も 僕が お相手で よろしいですか?」 ゆみは ユチョンに微笑むと 手を取って 「ええ、ユチョン 今夜も 楽しませてね?」 2人は 見つめ合いながら 奥の テーブルに着いた。 勿論 VIP席。 .
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