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「これ本物?」
盛一が刃先を見ながら聞いた。
「もちろん!
買うのに苦労したんだぜ!
許可証がどうのってうるさいから、倍の金額払ったんだから!」
俺は自分の刀を見せた。
そしてキッチンから大根を持って来て、 盛一に渡した。
「切ってみな。」
「あぁ」
盛一が刀をゆっくり下ろす。
すると大根はスッと二つに割れた。
「おぉ!
凄いじゃんこれ」
盛一は感動して、何度も大根を切っていた。
武器も決まり出発の準備は出来た。
一つを除いて。
美和や絵里に説明をしないとならない。
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