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準備を終えてリビングに戻る。
みんなが心配そうに俺達の顔を見る。
「何で孝幸が行くのよ!
行かないでよ…。」
美和が泣きながら訴える。
「大丈夫!
絶対生きて戻って来るから。」
俺は美和を抱き締めた。
「でももし孝之に何かあったら…。」
美和はまだ泣いている。
「知らないの?
俺は美和のハンバーグが大好物なんだぜ!
それを食べずに死ぬわけ無いだろ!
安心して♪」
美和が胸の中で頷く。
美和の為にも必ず戻って来る!
改めて誓う。
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