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「出来るか?」
俺は盛一に聞いた。
「あぁ…
大丈夫だ。」
その手は震えている。
「やっぱ刀にした方がいいか?」
盛一が刀を手にしながら聞いてくる。
「いや…
銃にしよう。
刀だと一発で決まらないかもしれない。
おばさん達を惨い殺し方はしたくない。
だから銃で一発で綺麗に決めよう…。
音を聞かれるかもしれないけど仕方ない。」
俺は銃を取り出して、安全装置を外した。
「だよな。」
盛一も銃を手にする。
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