救出Ⅱ

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「出来るか?」 俺は盛一に聞いた。 「あぁ… 大丈夫だ。」 その手は震えている。 「やっぱ刀にした方がいいか?」 盛一が刀を手にしながら聞いてくる。 「いや… 銃にしよう。 刀だと一発で決まらないかもしれない。 おばさん達を惨い殺し方はしたくない。 だから銃で一発で綺麗に決めよう…。 音を聞かれるかもしれないけど仕方ない。」 俺は銃を取り出して、安全装置を外した。 「だよな。」 盛一も銃を手にする。
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