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どうしよう・・・
若そうに見えるけど、まさか未成年ってことはないよね?
家出少年だったりして?
もしかして、私犯罪者になっちゃう?
いやいや、考え過ぎよね・・・
取りあえず、明日考えよう。
クローゼットから毛布を出して引きずるように抱えてソファーへと移動。
少し固いけどまあ、今日だけだし我慢するか。
起きたら7時を少し過ぎていた・・・
「遅刻」ですから!!!
私は洗面所へ駆け込み素早く洗顔を済ませると、歯ブラシくわえたまま、寝室へダッシュ。
一気に着替えを済ませ脱いだ服もそのままにカバンに手を伸ばす。
そして私一瞬凍り付く。
その子は驚いたような顔で私を見ていた。
忘れてた。いたんだった。
でも時間ない。次の電車に乗らないと・・・
私は歯ブラシくわえたまま早口で話しかける。
「熱下がった? 悪いけどこれから仕事なのよ、適当に冷蔵庫の中の物食べていいから、帰る時は、鍵閉めてドアポストから中に鍵入れといて。」
そう言って、合鍵をポーンと放り投げた。
「それじゃ、行ってきます。」
洗面所で口をすすぎ、靴を履くと家から走って駅へと向かう。
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