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『選択権はあなた様にございます。
ただ、【いいえ】を選択されますと、
あなた様の大切な方を1人殺させて頂きますので、
ご理解、ご協力のほど
お願いいたします。』
そのメールを見た時、
先程は気にもしなかったことが
ふと頭を過った。
(何で私の行動がわかるの?まぁそれはたまたまにしても、何で私の名前を知ってるの?それに大切な人って…)
「なおき!こっちきて!」
【いいえ】
の返信を止め、
子どもを抱き抱えた。
「我が子は自ら守る。こんな変な携帯のせいで人生変えられてたまるもんですか。私の今の幸せ、壊されてたまるもんですか。」
と、携帯に怒鳴り、
投げ捨てようとしたその時、
またもや、
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