行動開始

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夏休みが待ち遠しい。 誰もが一度はそう思ったことがあるはずだ。 とある高校の生徒である少年、風祝ナオもその内の1人である。 「先生。夏バテかもしれません帰りま─」 「夏休み返上で補習?いいねー!学生の本分は勉強だからな!」 「今日も授業が楽しくて帰りたくないです。はい。」 「先生!黒鹿君がまた授業中にゲームやってまーす」 「ほう。いい度胸だ」 「ちょっとまって話せばわか──────」 極普通?な学校生活 普通に登校してきて普通に授業を受けて普通に下校する。 それが学校だ。 だがここ、学園都市での『学校生活』は少し違う。 それは学園都市内の学校にしかないカリキュラム… それが『記録術』
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