サバイバル・オブ・ザ・豆

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次に現れたのは青虫だ。 「安心して。僕は豆は食べないよ。食べるのは、君が大きくなってから。そう、葉っぱさ!」 私は思った。 (ここは極楽なんかじゃない! 地獄だ! 私を待っているのは恐ろしい運命。このままずっと隠れていたい!) だが、雨で潤い、太陽で暖められた身体は、私の意志を無視するように変化していく。
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