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キラ 「湊か」
湊 「あんまし驚かないね」
キラ 「人が近づいてくる気配があったからな」
湊 「気配なんて分かるんだ、そっちの世界はすごいね」
キラ 「俺の世界でもこれができる奴は少ないよ」
実際に魔力探査できるやつはある程度の実力を持っていて気配を感知できる奴はそれ以上に少ない
湊 「ふ~ん、でフィーナって誰?」
うまく話しをそらしたつもりだったのだが湊は再びその名前を言った
キラ 「フィーナは俺の大切な人だ」
湊 「そんなセリフよく言えるね、恥ずかしくないの?」
実はすごく恥ずかしいのだが湊が聞いてくるから我慢して言ったのに湊本人にあんなことを言われるとは
キラ 「お前が言わせたんだろ」
湊 「分かってるよ、でも大切な人がいるのは羨ましいな」
キラ 「湊なら彼氏くらいすぐ作れそうだけど」
キラが見た限りでは湊の容姿はかなりのもので彼氏くらいいると思っていた
湊 「私は別にモテててるわけじゃないし、しかも私の場合は名前が目当ての人が多いから」
キラ 「名前?」
湊 「キラは知らなくて当然だけど私のお父さんがね・・・・ちょっと有名だから」
キラ 「湊の父親は何をしてるんだ?」
湊 「えっとねぇ~、IT会社の社長」
キラ 「・・・・・・・・」
地球の知識がないキラには何のことかさっぱり不明で湊が簡単に説明してくれたおかげで少し理解できたらしい
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